朝礼ネタ:新人教育の心得
4月も後半です。
新入社員の研修や人事異動も落ち着き、ようやく仕事にとりかかれる環境にもなってきましたね。
私にも沢山の後輩ができ、業務は変わらなくても日々新しく学ぶことが多くなりました。
私が後輩に業務を教える上で大切にしている言葉があります。
とても有名な言葉なので聞いたことがある方も多いと思いますが
連合艦隊司令長官を務めた山本五十六の言葉です。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」
年代によって様々な解釈が出来る言葉でもあるのですが
私は
教える立場にある者は、教わる者の自尊心を大切に、どんな立場の相手でも敬う気持ちを忘れずにしなければならない。
と解釈しています。
OJT教育としてよくある酷い教え方があります。
見て学べと言わんばかりに
自分が仕事をやってる姿をみせる。
あとはやってみて。
出来て当たり前。
出来なかったら頭ごなしに怒る。
質問を聞ける雰囲気でもない。
なぜ出来なかったのかもわからないまま次の業務を学んでいく。
こんなケースはどこの会社でも新入社員からよく聞く愚痴です。
これではその人を育てることは出来ません。
人を動かすには
その人の自尊心を大切にし
その人に合った教え方というものを見つけ出すことが大切で
先輩がどれだけ後輩に向き合ったか。
どれだけ相手を慮って行動できているか
が重要です。
今一度私もこの言葉を肝に命じて行動したいと思います。