2019年05月08日

朝礼ネタ:天皇の仕事はこれだけ大変??


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朝礼ネタ:天皇の仕事はこれだけ大変??


令和元年を迎え、今回は崩御に伴う改元ではないということもあり、日本は祝賀ムードにつつまれました。


生前退位という形をとり、次の世代へバトンタッチした背景には、天皇として公務を行い続けることの大変さがあったからです。


私たちはその仕事をニュースでごく一部の姿のみ見ることしか出来ませんが、実際はその数百倍、数千倍のご公務を行なっています。


天皇の公務として国事行為というものがあります。総理大臣の任命、最高裁判所長官の任命、国会の召集、法律や条約の公布、栄典の授与、外国の要人の接受など


さまざまな閣議で決定された書類はお手元に届けられると丁寧に目を通し署名や捺印を行うそうなのですが、それだけでも年間で約1000件もこなされているそうです。


もちろん、私たちがシャチハタで押して受け流すような会社の書類ではないため、一枚一枚丁寧に毛筆でされます。


たとえ地方にお出かけになったとしても期限のある書類のため、ホテルで執務を行うことも多いそうです。


また、国事行為のひとつに栄典の授与というものがあります。


よくテレビで報道さている天皇陛下から叙勲や褒賞の勲章を手渡すという仕事です。

テレビで見ていると栄典の授与は数名に手渡しているだけで、それほど大変なお仕事には見えませんが、実際には全員に手渡されているということです。その数、春と秋のシーズンで約5000人近くにも及びます。


さらにこのほかに公的行為というお仕事があり、これらは国会の開会式への出席、外国への訪問、国賓・公賓の接遇、ご会見、お茶会、園遊会など


被災地にお見舞いに訪れたり戦没者の慰霊、全国植樹祭、国民体育大会などの行事への出席、福祉施設等への訪問など、即位してから15年間で47都道府県全てを訪問されていました。


ここに挙げたものはほんの一部で、このほかにもたくさんの公務をこなしているわけです。その数は年間で約700件にもなります。


生前退位のお気持ちを表明された時に「全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが難しくなる」とおっしゃっていました。


常に国民の目に触れるお仕事内容を見ただけでも80歳を過ぎたお体にはかなりの負担になるのではないかと思います。



私はまだ30代。日々の仕事に疲れも感じることはありますが、そんなこと言ってられません!令和の時代もしっかり働いていきたいと思います。



posted by 今日の朝礼ネタ at 21:23| Comment(0) | 時事ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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