朝礼ネタ:文武両道の福岡堅樹選手。〜ラグビーワールドカップ〜
週末のラグビーワールドカップ スコットランド戦を観た方も多いと思います。
私も試合開始からノーサイドまでテレビの画面に食いついて、全身汗をかきながら応援しました。
その甲斐もあって??日本代表はワールドカップ初のベスト8を奪い取りました!
今日はそのスコットランド戦で2トライを決めた日本のスピードスター福岡堅樹選手について少しお話しさせてください。
福岡選手といえば、皆さんもご存知の方もいるかと思いますが
来年の東京オリンピックに7人制ラグビーでの出場を目指すことを最後に
幼少の頃からの夢である医師の道を志すと公言している異色のスポーツマンです。
父が歯科医、祖父が内科医という医師一家に生まれ、学生時代には一浪をしながらも医師の夢を叶えるため筑波大学に進学し、ラグビーと医学の勉強を両立してきました。
来年でラガーマンとしての人生に区切りをつけ、子供の頃からの夢だった医師の道へ再び挑戦します。
驚くべきなのは、それは医師一家の家族の意向ではなく、彼自身の意志だということです。
両親は一度も医者になって欲しいと言ったことはなく、幼いころから本人がやりたいこと、スイミングやラグビー、ピアノや習字など様々な習い事をさせるなど可能性を広げるための試みを惜しみませんでした。
「人生を自分で選択させる」ということに重きを置いて
進路などの人生のターニングポイントは全て本人が決めるように促していました。
「もし、人に何かを言われて決めてうまくいかなかったら、絶対に人のせいにしてしまう。」
相談されれば意見は述べることはあったそうですがその際にも必ず「最終的に決めるのは自分だよ」と言っていたそうです。
その人生における一つ一つの決断と結果が自信となり、ラグビーという戦術的なスポーツにおいても結果を出し続け
また、医師を目指すという第二の人生に果敢に挑戦をするという福岡選手の人格が形成されたのだと思いました。
来年で福岡堅樹選手が選手として観れなくなるのはとても残念ですが
彼の決断と挑戦を陰ながら応援していきたいと思いました。
posted by 今日の朝礼ネタ at 21:15|
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