朝礼ネタ:新型肺炎コロナウィルス-柔軟な中国、縛られた日本-
➡︎朝礼ネタ:新型コロナウィルス-感染予防について私たちが出来ること-
中国を中心に未だ世界各国で感染拡大している新型コロナウィルスですが、
連日報道されている中国政府の行動力には少し驚かされました。
コロナウィルス対策として新たな病院をわずか10日間で建設し、数千床収容出来る施設を作ったことを見てびっくりした方も多いと思います。
また、今月に入り新たに体育館やスポーツセンターなどの11件を病院に改造し
1件につき1000床ものベッドを設置し患者の対応に当たっているというのです。
そして深刻なマスクの供給不足対策としてApple社のiPhoneを生産する工場や自動車メーカーの工場が政府の指示を受けてマスクの生産を行い、2月の末にはマスク不足も解消されるとも発表されました。
初動の遅さを指摘されている中国政府ですが、感染の拡大を抑えるために国家総動員で対応に当たっているように思います。
一方、日本ではチャーター機で帰国した日本人2人が検査を拒否したり、日本での感染者のこれまでの行動履歴を発表しないなど、
個人の権利を尊重する民主主義国家の弊害のせいで対応の全てが後手後手に回っているように思います。
また不足しているマスクに関しても8割が中国からの輸入に頼っており、
日本のマスクの生産工場に対し24時間稼働を要請することが現状で政府に出来る精一杯の行動です。
そもそも政治体制が違う中国と日本ではこういった有事の際の対応に違いが出るのは当たり前ではありますが
もしもの緊急事態を想定して、ある程度政府が主導して柔軟に対応出来るような法律の改正が必要なのではないかと思います。
法律や権利は国民を守るためにあるものですが、その反面、それが壁となり何も対応できない状態に陥ればそれは本末転倒です。
中国のこれまでの姿勢はとても褒められたものではありませんが、これを機に日本の在り方ついて話し合うことが大切だと思います。
そして私たちも、出来るだけ柔軟に。
仕事に穴をあけないことは勿論大切ですが、体調を崩した場合は必ず申し出ること。
休むことは悪いことではありません。
時にその判断が周りを救うことだってあるのです。
テレワークを導入している企業も都内を中心に続々と増えていると報道されています。
日本での感染拡大に備えて今から会社に出来ることを話し合っていきましょう。