朝礼ネタ:若者にも増えている!?ホットフラッシュとは?
皆さんは『ホットフラッシュ』についてご存知でしょうか?
特に更年期を迎える女性に多いと言われていますが、実はいま若い男性にも起こると言われています。
主な症状は突発的なほてりや発汗、脈拍の増加です。また、就寝時に起こる症状では
・寒いのに寝汗をかく
・暑くて目が覚める
・寝汗が多くてよく眠れない
などがあります。
このホットフラッシュは一般的にホルモンバランスの乱れによって引き起こされると考えられていて、脳の視床下部(体温調整などの自律神経をつかさどる部位)が乱れることで、ホットフラッシュの症状がおこりやすくなります。
他にも原因として考えられることは
・加齢
・薬などの副作用
・ストレス
・食物過敏やアレルギー
・甲状腺の病気や感染症
などです。
加齢については男女を問わずに更年期に最も多くみられます。
ここでのストレスとは、精神的なものや昼夜逆転した生活なども含まれます。
ストレスにより自律神経にプレッシャーを与え、身体の様々な調節を狂わせてしまいます。
自律神経がうます働かないと、暖かいはずなのに寒くて仕方なくなったりと、ホットフラッシュが起きるなど体温機能がバグを起こしてしまうのです。
ホットフラッシュが起きないようにするためには、日々の対策が大切になります。
まずは食生活を見直しバランスの良い食事を心がけ、香辛料や酸味、熱いものは控え、大豆製品を積極的にとりましょう。
そして適度な運動です。
特に有酸素運動が効果的と言われていますので、日常生活にプラス10分のウォーキングをしてみましょう。
就寝前はストレッチをしたり、コーヒーなどのカフェインを含む飲料は飲まないようにしましょう。
就寝時は綿、麻素材の寝間着にすることで、通気性や吸水性が良くなります。
のぼせなどの症状が出てしまった時のために、枕元に氷枕や飲水を準備しておきましょう。首の後ろや脇、太ももの付け根といった大きな血管が通る部分を冷やすと効果的です。
特に男性は環境がホルモンバランスに大きく関わっていると考えられているため、なるべくストレスを溜めないよう、抑うつ感を減らすことで男性ホルモンが活性化し、バランスが整います。
日々のストレスを無くすことは難しいですが、仕事の昼休みに少し外を散歩したり、気分転換をして心身共にバランスをとって生活をしていきましょう。