朝礼ネタ:8月24日 ラグビーの日-文武両道を貫く福岡選手-
8月24日は「ラグビーの日」なのですが、今から194年前の1823年の8月24日にラグビーが誕生したとされています。
日本で行われたラグビーワールドカップ。
私もテレビ観戦していましたが力の入るとても感動的なスポーツだということを知りました。
特に活躍した選手といえば、日本のフェラーリこと福岡選手。
福岡選手といえば、皆さんもご存知の方もいるかと思いますが
東京オリンピックに7人制ラグビーでの出場を目指すことを最後に幼少の頃からの夢である医師の道を志すと公言している異色のスポーツマンです。
(残念ながら東京オリンピックが延期になったことで出場を諦めました)
父が歯科医、祖父が内科医という医師一家に生まれ、学生時代には一浪をしながらも医師の夢を叶えるため筑波大学に進学し、ラグビーと医学の勉強を両立してきました。
来年でラガーマンとしての人生に区切りをつけ、子供の頃からの夢だった医師の道へ再び挑戦します。
驚くべきなのは、それは医師一家の家族の意向ではなく、彼自身の意志だということです。
両親は一度も医者になって欲しいと言ったことはなく、幼いころから本人がやりたいこと、スイミングやラグビー、ピアノや習字など様々な習い事をさせるなど可能性を広げるための試みを惜しみませんでした。
「人生を自分で選択させる」ということに重きを置いて
進路などの人生のターニングポイントは全て本人が決めるように促していました。
「もし、人に何かを言われて決めてうまくいかなかったら、絶対に人のせいにしてしまう。」
相談されれば意見は述べることはあったそうですがその際にも必ず「最終的に決めるのは自分だよ」と言っていたそうです。
その人生における一つ一つの決断と結果が自信となり、ラグビーという戦術的なスポーツにおいても結果を出し続け
また、医師を目指すという第二の人生に果敢に挑戦をするという福岡選手の人格が形成されたのだと思いました。
福岡選手が選手として観れなくなるのはとても残念ですが
彼の決断と挑戦を陰ながら応援していきたいと思いました。