朝礼ネタ:行動経済学ノート
最近「ビジネスデザインのための行動経済学ノート」という本を読みました。
人間はロボットではなく感情を持つ動物であり、ユーザに想定通り動いてもらうためには感情や心理を踏まえ、時にはコントロールするよう働きかける仕組みを活用するのがいいよ、という趣旨の本です。
この本では、ユーザを購買行動へ誘導するという目的で、感情や心理にかかる8つのバイアスと、購買行動へ後押しする際に有効な4つのナッジについて解説されています。
また、それらを踏まえて市場の商品・サービスが各バイアスを活用している具体例、ナッジをどう使えばよいかという著者による具体案が掲載されています。
バイアスやナッジは特にビジネスや購買行動に特化して発生するものではなく、人間のあらゆる行動・決断に発生するものなので、自分の製品開発業務にもこれを生かせる、活用したいと考えています。