朝礼ネタ:北斎の凄いところ
葛飾北斎の話しです。
北斎の代表作「富嶽三十六景」を作成したのは、70歳を超えてからです。
この版画は風景画の代表作ですが、この風景はその場所に行って描いたものではないのです。
富士山をモチーフにし、様々なロケーションから作成されたこの版画は、北斎が過去の名所図絵を元に、巧みに再構築した版画なのです。
確かに富嶽三十六景の代表作の「神奈川沖波裏」など、一体どこから見た風景なのかと思ってしまいます。
私が凄いと思ったところは、70歳にして最高傑作ともいえる作品を再構築して作ったという、その創造力です。
ボケていないのですね。
北斎の時代の70歳ですから、もう他界していても不思議でない歳です。
これは常に頭を使って作品を生み出していたからこそだと思います。
専門的な事は分かりませんが、考える事、頭を使う事を常としているから、ボケたりしないのだと思います。
考える事を習慣にしているからこそ、70歳を超えても絵を再構築する事が可能なのでしょう。
ジョギングや散歩なども習慣化してしまうと、やらないと何か気持ちが悪い感じになります。
タバコやお酒などを習慣化してしまうと、大変な事になる場合がありますが、頭を使う、常に考える事を習慣する事は、頭に良く、ボケ防止に一番効くのではないでしょうか。
身体は衰えても、頭がしっかりとしていれば、楽しく暮らしていけると思います。
若い時から、考える事を習慣にしましょう。
その方法としては、まず色んな事に疑問を持つ事、そして疑問を持ったら、検索などせずに自分の頭で答えを考えてみましょう。
検索などして答えを探すのは、その後で良いでしょう。

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