朝礼ネタ:本田宗一郎に学ぶ初級幹部の心得
おはようございます。
『伸びるときには必ず抵抗がある。』
という言葉は、本田宗一郎や、田中角栄も記者に打ち明けた言葉です。
今、本田技研工業は2輪業界では負けなし、北米における車輌販売台数はトヨタと肉薄しています。
アメリカの若者は、シビックや、アコードなどを最初に乗る車として購入することも珍しくありません。
そんなHONDAの生みの親の本田総一朗の言葉の中で、何故私はこの言葉を今日話そうと思ったのか。
初級幹部として配属させると、部下は基本的には年上になります。この年齢差を埋めることは出来ません。
しかしながら、その方たちを様々な理由から初級幹部としてこの若輩者がなるとなれば、面白く思わない方も多いと思います。
まったくもって、諸先輩方の経験年数には叶いません。しかし、だからと言って自分自身が指示を出せないとなれば本末転倒です。
そこでこの言葉です。
『伸びる時には必ず抵抗がある。』
自分がより一層伸びていくためには様々な課題を克服しなければなりません。
その時には必ず抵抗勢力は現れます。そこで自分はどの様に身を振るのか。迎合するのか、それとも押さえつけるのか。
私は、アドバイザーとして付き合っていくことが良いと思います。
歴が長い人たちは様々な修羅場をくぐっています。そこをうまく使っていくわけです。
人生の諸先輩を立てる意味でも、アドバイスに聞く耳を持つことは大変重要です。
抵抗を抵抗と思わず。足を引っ張っていくわけではなく、一緒に走っていくために二人三脚が必要になるときもあります。
年下の部下との付き合いは、初級幹部としての最初の登竜門です。
伸びる時には必ず抵抗がある。誰もが通ってきた道です。
たゆまず、進んでいきましょう。
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